2009.06.12 Friday

欧州支部より、これを見ろ!「running sushi」

またまたご無沙汰しております。欧州支部の中沢です。

さて東京の方から、知人の映像作家たちが参加するプログラムのお知らせがきました。

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イベント名:『Hors Piste Japon 2009』
作品名:『imago・鏡の中』2003
日時:2009.06.14 14:00 - 21:00

場所:東京日仏学院 エスパス・イマージュ
〒162-8415
東京都新宿区市谷船河原町15
Email :tokyo@institut.jp
Tel :03-5206-2500

料金:上映プログラム1回/一般1000円、会員500円 シンポジウム・カンファレンス/無料
http://www.institut.jp/agenda/festival.php?fest_id=65

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どれもおもしろいと思いますが、私が今回お勧めしたいのが、6月15日上映予定のプログラムより、オーストリアの映像作家、マラ・マテューツカ、クリス・ハーリングの「running sushi」。この作品、昨年のオーバーハウゼン国際短編映画祭で奨励賞を受賞した作品で、彼らは一昨年には別の作品で同映画祭参加、今年は新作の「Burning Palace」でオーバーハウゼン映画祭賞を受賞しています。
マラ・マテューツカは既に十数年以上のキャリアがある映像作家ですが、私が彼女の作品を見ているのはこの上記の3作品。毎回同じチームのパフォーマーたちが登場する彼らの作品は実にエキセントリックでユーモアたっぷり。もしかしたら受け付けない人もいるかもしれません。実際今年のオーバーハウゼン映画祭では、ある女性客は不快のコメントを言っていました…(もちろん一方で上映中に笑い声が沸き、その皮肉に笑わされながら見ている観客も多かったことは付け加えておきます)
しかし私はこのエキセントリックさこそ、人間の深層に潜む真実を語っているとつくづく思います。「running sushi」は回転寿しをつまみながらあれこれと会話をする男女カップルの話。男と女の心理の駆け引き、本音と建前、関係の強弱など、うなづかせられてしまうポイントをよく突いています。
パフォーマーのエキセントリックな叫びや動きは、私たちの理性の裏に隠れた思いなのかもしれません。作品の激しさが何を語ろうとしているのか、みてみてください。私がここ数年大注目している女性作家です。
ただ日本で上映するには日本語字幕が必須と思うのですが、今回は日本語字幕は付いているのかしら。少なくとも英語字幕は付いていたと思います。
ということで、欧州支部より、必見の作品、とコメントしておきます。
2008.11.18 Tuesday

みんなのメディア作戦会議〜情報通信法、なんじゃそりゃ!?〜

ビデオアクト代表の土屋豊氏からこんなお知らせがきました。
そういえばここ数年、この話題たびたび聞きましたよね。
でもその後どうなったのかよく知らなかった、というのは私ですが、映像に関わる者としてはいけませんね…。
関心持つべきこと、というか重要なことです。
以下、どうぞ。

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「みんなのメディア作戦会議〜情報通信法、なんじゃそりゃ!?〜」
-----------------------------------------------------
●日時:11月27日(木)19時〜21時
●場所:渋谷勤労福祉会館 第2洋室
●参加費:500円

今、政府が「情報通信法」という新しい法律を策定しているらしい。
この法律はかなり大胆。
テレビやインターネットに関する10コもの法律を、なんと一つにまとめ
ることを目指している。しかも2010年までに。

つまり、わずか2年の間で、今のテレビとインターネットの環境は大きく
変わる可能性がある。

ちなみに、この議論が始まったのは、竹中総務相時代。
小泉改革の一環としてスタートしたらしい。
大メディアに対して大幅に規制を緩和する一方で、一般市民のブログまで
管理するという噂もある。
これは心配だ。

そこで作戦会議。
放送も通信もそもそもはみんなのもの、公共のものというのが、世界の常識。
今こそ、メディアを自分たちの手に取り戻すために何ができるのか、どんな
メディア環境を作りたいのか等々をざっくばらんに語り合おう!

★語り合う人々(11月17日現在)★
※これからどんどん増えます。
烏賀陽弘道(ジャーナリスト)、大川眞(エクスログ)、木村静(OurPlanet-TV)、
佐藤昇(エクスログ)、白石草(OurPlanet-TV)、土屋豊(映画監督)、
手塚義治(駒澤大学准教授)、日隅一雄(弁護士)、藤井光(美術家)、
細谷修平(大学院生)・松浦敏尚(MediR)・安田幸弘(レイバーネット)

●主催:ComRights
(コミュニケーションの権利を考えるメディアネットワーク)
http://www28.atwiki.jp/comrights/
●問い合せ:03-3296-2720(OurPlanet-TV)
2008.09.24 Wednesday

お待たせしました。

4年越しの単著がようやく刊行されました。
4年越しといっても、僕が怠けていて、ひたすら遅れただけなのですが。
ただ、ここ2年くらいに、この本の材料にもなったいろんなことが起こって、もしも、4年前に出ていたら書けなかったことが、たくさん詰まっています。
映像教育セミナーでも、実制作を加えたワークショップが出来たし、東京ビデオフェスティバルのフォーラムもとても勉強になりました。
ビデオアートや実験映画を専門にしている人にとっては、やや映像教育の領域が大きいと思われるかも知れませんが、これはねらいです。映像教育のフィールドを充実させて、最終的にはビデオアートや実験映像の理解者を増やしたいのです。これは、僕が言い続けてきたことでもあります。
皆さん、是非お手にとってご覧下さい。難しい本ではありません。映像の現状を横断的に扱ったつもりです。高校や中学校の先生が手に取ってくれるといいのですが。
2008.08.05 Tuesday

上映のお知らせ

今月18日から22日まで横浜のZAIMで作品の上映を行います。
映像だけでなく、絵画や立体作品など様々なジャンルのアーティストが集う展示です。
新作を発表しますので是非ご覧になっていただきたいと思います。
詳細は田中廣太郎のサイトに記載されています。

FLAT BLACK主催 “unseen dimension かくれたじげん"
8/18 18:00-22:00 オープニングパーティー
8/19-21 10:00-22:00
8/22 10:00-20:00(17:00-クロージングパーティー)
2008.04.15 Tuesday

art cologne 2008

明日15日から20日までドイツ・ケルン市にて開催される、国際美術見本市アートケルンに、中沢あきの"Negai wo hiku / Drawing wishes" が参加することになりました。デュッセルドルフのメディアアーカイブセンター、imai - inter media art institutの展示ブースです。

http://www.imaionline.de/

展示場所はHale 5.2のStand H60です。
日本からも来場がある見本市、機会がありましたら足をお運び下さいませ。
2008.02.02 Saturday

東京明太子倶楽部

SVP2と親交のある「東京明太子倶楽部」がBLOGを開設しました。明太子についての熱心な研究活動は、我々が映像に関わるそれと共通する何かを感じます。
URLは以下になります。
http://tokyo-mentaiko.seesaa.net
2007.10.11 Thursday

田中廣太郎のサイト開設のおしらせ

田中廣太郎のサイトが開設されました。
URLはhttp://kotarotanaka.netになります。
ぜひご覧ください。
2007.10.04 Thursday

『現代思想 2007年10月臨時増刊号』

『現代思想 2007年10月臨時増刊号 総特集=ドキュメンタリー』に佐藤博昭が執筆しています。
10月5日発売です。よろしくお願いします。
2007.09.04 Tuesday

screen spirit_continued #6 Aki Nakazawa

screen spirit_continued #6
Aki Nakazawa "drawing wishes"

ケルン/東京在住の中沢あきのビデオ作品上映展示が、9月8日〜9月30日まで、ドイツ・ブレーメン市のギャラリーで行われます。

上映展示作品:「Drawing wishes (full music version) / 2006」「sui sha shi (水冩私)/ 2005」「secret time(ひそやかな時間)/ 2004」

会場:staedtische galerie im buntentor (buntentorsteinweg 112 D-28201 Bremen)
日時:2007年9月8日〜9月30日 火曜〜土曜12:00〜18:00 日曜11:00〜18:00
入場無料
www.staedtischegalerie-bremen.de
screen spirit
2007.09.04 Tuesday

LICHTFABRIK #4

LICHTFABRIK #4
Narrative in our daily life - 5 x japanische Videokunst
日本のビデオアート作品上映とレクチャー
Fabrik Heeder in Krefeld


日々の些細な出来事をきっかけとした映像作品は、日常の中に潜む物語を不思議な形で浮かび上がらせます。5つの日本のビデオアート作品それぞれが語る”物語”を、キュレーター:中沢あきのレクチャーと共に紹介します。

上映作品:卞在奎 ”Moving Panorama”、田中廣太郎 “Kaizer”、持田剛 “DASEIN”、由良泰人 “speaker”、中沢あき “願いをひく/Drawing wishes”

主催:Hochschule Niederrhein
入場料5 euro(学生料金3 euro)

9月8日(土)17:00〜
会場:Fabrik Heeder Studiobühne II, Eingang C
   Virchowstr. 130 Krefeld
http://www.designkrefeld.de

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上記の情報が掲載されているサイトは以下となります。(独語)
http://atlas.hs-niederrhein.de/fb02/index.php?Appoint=223&monat=sep&
デュッセルドルフ日本総領事館の広報文化ページにも情報が掲載されております。
http://www.dus.emb-japan.go.jp/profile/japanisch/j_veranstaltungen/veranst_nrw_jp.htm
lichtfabrik
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