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2008.11.16 Sunday

無礼講 日本の新作プログラム

佐藤博昭が担当する日本の新作プログラムが決定いたしました。

「風景を私有化する試み」
自分の作品を上映したいという気持ちに応え、今年も若い作者の発表の場を作ります。幾つかの作品を見て映像の現在を概観すると、そこにはひとつの特徴が浮かんできました。「風景を私有化する」こと。それは決して新しいコンセプトではありませんが、過去数年の動向に対する揺り戻しなのかもしれないと思っています。記号と速度とが加速して表現に組み込まれ、極端な短編が好まれたり、加工技術の高度さが競われた時代から、緩やかにシフトしているように思われます。
ここで問題にしたいのは、作者が何を見ているのか? あるいは、現前の風景にどんな思いを重ねているのか? という基本的な批評軸です。
また、ちょっと異質な『ハゼガワのパン』は暴力的でスピード感のあるのアニメーションですが、作者が見つめているのは、描くことで私有化されたリアルなトーキョーの風景だと思うのです。

山本麻美 『transparent Orange』11分
高橋芳樹 『10 flogs』 6分30秒
石井陽之 『Tokyo Fragment』10分40秒
青木弘安 『ハセガワのパン』 8分
重松 祐 『Portrait of Dinosaur』 9分40秒
東 英児 『When fortunate…』 1分43秒
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