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2005.12.23 Friday

idfa追記ー国の外へ出てみよう!

アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭(idfa)の事務局から回答が来た。今回どれだけ日本作品の応募があったのか、という質問についての回答だが、まずはちゃんと回答が来たことに感謝。多忙の中でもこうした小さな質問にもきちんと答える態度はさすがプロフェッショナル、と思う。当たり前といえば当たり前だが、無名の相手に対しては無視を決め込む団体や会社もたくさんある中、こうした誠実さはビジネスの基本でもあるし、だからこそプロなのだ。と、所属する団体の規模だけで(相手も自分も)プロかどうかを判断する人たちに向けて言ってみました。

さてidfaの回答。
製作国が日本とクレジットされている作品65本のうち、45本が「実際の日本の作品」として考えられます、とのこと。また38本は最終締め切りになってエントリーしてきたのだとか。

回答スタッフいわく、この数は日本からのエントリー数としては少ないと思うのですが、いろいろ製作資金などの問題はあるのだとしても、もっと応募していただきたい、とのこと。

この質問を私がしたのも、私自身この映画祭のことを知らなかったのと、周りでもあまりこの名前を口にする人がいなかったので、どれだけの認知度が日本であるのかを知りたかったのだ。

近年ドキュメンタリー映画の製作は日本でも盛り上がってきているし、もちろん長編映画ともなるとなかなか数は多くないが、短編の作品も見られたし、中編くらいであればコンペティションにも応募できると思うので、心当たりのある方、挑戦してみてはいかが?

先日あるメールマガジンで、山形国際ドキュメンタリー映画祭は日本で開催されているイベントなのだから、もっと日本の作品を取り上げていくべきだという投稿があって苦笑してしまったが、山形が各国の映画を紹介するように、海外でも日本やアジアの作品を紹介してくれる機会があるのだから、国内の状況だけに頼らず、もっと外に出ていってみてもよいのでは?というか、映画祭に応募して活動を広げていくこういう機会って、もっと学校などが学生の後押しをしてもいいんじゃない?映像系の学校がこれだけじゃんじゃん増えている状況なんだから。
コメント
管理者の承認待ちコメントです。
  • -
  • 2008.10.09 Thursday 17:54
管理者の承認待ちコメントです。
  • -
  • 2008.10.09 Thursday 17:53
あ、付け加え忘れたけど、ようするにこういったマネージメント的なことも、アートマネージメントのクラスだけじゃなくて、作り手たちにも教える機会が学校にあってもいいと思うんですね。作るだけじゃなくって、その先世に広めてどう生き残っていくか、ということのティップを教える機会があってもね。ってことは実体験から思ったのでした。
  • 中沢
  • 2005.12.27 Tuesday 05:56
米国の映画祭はいろいろ規約が厳しいものが多いですね。それから応募料がかかるものも多い。けど、欧州の映画祭は応募料がかからないものも多いですよ。国際郵便も今やDVDの時代だから昔ほどかからなくなったし。

応募書類はともかく、サブタイトルをつけなきゃいけない問題も確かに日本作品にはあるけれども、これも周りを当たって助けを求めるとか。そうやって海外に出ていくインディペンデントの作家は多いですよ。

こういう作業を請け負ってくれる会社もありますけどね。これは当然お金がかかります。さあ、頭を使うか、金を使うか!映像制作は何にしてもタフなお仕事です。
  • 中沢
  • 2005.12.27 Tuesday 05:52
海外の映画祭に応募するには英語で規約を読みこなして、英語で書類をそろえて、国際郵便で送るっていう作業がいりますからねぇ。さらに応募料がかかるとなると現地通貨だてだったりするとさらにめんどくさいですねぇ。

英文科や国際なんたら学部ならまだしも、日本で映像専攻してる学生は英語が堪能なわけじゃないですしねぇ。

いやはや(笑
  • luke
  • 2005.12.23 Friday 23:12
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