2008.12.10 Wednesday

今年の無礼講も無事終了いたしました。

無礼講も無事終了し、ホッとしております。
今回は、例年以上に(特に日曜日)たくさん方が来場されました。
作者のみなさんありがとう。わざわざきて頂いたお客さん、ありがとうございました。
また来年もやろうという気持ちがみなぎっております。
来年は、出張無礼講も開催したいなと思っております。
また来年お会いしましょう。

2008.11.24 Monday

無礼講08 The oneminutes 作品

無礼講08 まもなくです。
11月30日の<The One Minutes + Stranger Festival> 15:50〜17:00
のプログラムを選出いたしました。
今回も世界各国の1分間映像です。最後のに作品はStranger Festivalの入賞作品からです。

Self Portrait
Who I Am (Not)  Peter Vodicka (スロバキア)
la vie d'un scout Harouna Diwindji (コンゴ)
I Am Nanda  Nanda Swiersema (オランダ)
Could I Ask You Something? Madiha asif Kapadia (UAE)
Passions Matthew Rutkowski  (アメリカ)
Honey I Am Home Daniel Milewski (アイルランド)

Inside/Out
Untitled Zarina Pashtova (ロシア)
Breath of Freedom Kirk Anthony Balmonte (フィリピン)
Accident Mohammed Al-Ghazali  (ヨルダン)
We Want to Play Sabreen Shakra (ヨルダン)
Lose Yoko Hayakawa  (日本)
How to Cross The Road in Cairo Ahmad Ashraf (エジプト)

Best of the world
Simply Day Janis Vitolis (ラトヴィア)
You’ve Got Mail Aleksandra Idczak (ポーランド)
Wishing Tree Luisine Saribekyan (アルメニア)
Jyoti…India’s Olympic Hope? Sandeep Chugh (インド)
The Future Michael G/Tsadik (エチオピア)
Magic in Family Lina Troha 他 (スロベニア)
A Priori Rob Jacobs  (ベルギー)
Last Minutes Teodor Kuhn (スロバキア)

Stranger
The Walk Maciek Salamon (ポーランド)
My Big Happy Family Severijn and Joey Heijmans 他 (オランダ)
2008.11.16 Sunday

無礼講の参加申込

無礼講2008への参加申込は下記のHPよりお願いします。
申し込んだからといって、座席指定があるわけでも、ビールが付くわけでもありませんが、申込人数の把握のためにご協力をお願いします。おつまみくらいは付くかもしれません。
http://svp2.com/news/2008breiko/index.htm
2008.11.16 Sunday

無礼講 日本の新作プログラム

佐藤博昭が担当する日本の新作プログラムが決定いたしました。

「風景を私有化する試み」
自分の作品を上映したいという気持ちに応え、今年も若い作者の発表の場を作ります。幾つかの作品を見て映像の現在を概観すると、そこにはひとつの特徴が浮かんできました。「風景を私有化する」こと。それは決して新しいコンセプトではありませんが、過去数年の動向に対する揺り戻しなのかもしれないと思っています。記号と速度とが加速して表現に組み込まれ、極端な短編が好まれたり、加工技術の高度さが競われた時代から、緩やかにシフトしているように思われます。
ここで問題にしたいのは、作者が何を見ているのか? あるいは、現前の風景にどんな思いを重ねているのか? という基本的な批評軸です。
また、ちょっと異質な『ハゼガワのパン』は暴力的でスピード感のあるのアニメーションですが、作者が見つめているのは、描くことで私有化されたリアルなトーキョーの風景だと思うのです。

山本麻美 『transparent Orange』11分
高橋芳樹 『10 flogs』 6分30秒
石井陽之 『Tokyo Fragment』10分40秒
青木弘安 『ハセガワのパン』 8分
重松 祐 『Portrait of Dinosaur』 9分40秒
東 英児 『When fortunate…』 1分43秒
2008.11.13 Thursday

中沢プログラム「物語を辿る」

今回紹介をするドイツ在住の日本人女性アーティスト2人のポエティックなドキュメンタリーはそれぞれ、人と場所の間に生まれ続く物語を追っています。かじむらまさよは、西カナダの先住民リルワットの伝統的な暮らしを取材するうち、日本人の両親の元ドイツで生まれ育った自らのアイデンティティを辿る物語をそこに重ねます。東海林澄子は、トルコからの移民である夫が故郷の父を訪ねる姿を追いながら、同じく移民である自分自身のテーマ「家」をその物語と共に探っていきます。
作品は、他の物語に自らを投影することで始まり、その反映によって現れる新しい物語が作品となり、そこへ私たちもまた観る立場から自身を重ねていくものではないでしょうか。
彼女たちの物語を辿りながら、このグローバリズムの下での移動の時代、人と場所とはどう関わっているのか、私たちにとって、故郷や家、場所とは何かを考えてみたいと思っています。(中沢あき)

「物語を辿る」 
11月29日 16:10〜17:20

上映作品
ENVELOPE : AFFECTIONATELY - つつむ:やさしく/かじむらまさよ
/13分53秒/英語(日本語字幕)
Die andere Seite - 向こう岸/東海林澄子・Yuecel Aydemir/30分
/ドイツ語・トルコ語(日本語字幕)
濁り雨 /東海林澄子/10分/トルコ語(日本語字幕)

2008.11.13 Thursday

無礼講にする!2008〜またも初冬〜 プログラム決定

今年も無礼講の冬がやってきました。
SVP2として活動を再開してから4回目、通算15回目の無礼講です。今年のテーマは「私はカメラになりたい!」です。
今回も佐藤博昭、田中廣太郎、中沢あきを中心に、力あふれる作品を選定いたしました。加えて、服部かつゆきが「マレーシア・ビデオアート」を展望します。
今回は第1日目をオープニングとTokyo One Minutesプログラムとし、学生や若い作者による1分間映像を上映します。これは今後も継続していきたい試みです。2日目、3日目にはメンバーによる選定作品プログラムとTVFプログラムを加え、東京ビデオフェスティバルの30年のアーカイブから、ビデオアート表現の変遷をピックアップしました。
降りかかる理不尽な仕打ちに対して、生まれ変わって「貝」になることを望むより、カメラになって戦いましょう。
いつものように、無礼講初心者の方も、その筋の専門家の方も、様々な映像作品を肴に、一緒に”無礼講”しましょう!
(代表・佐藤博昭)

<<無礼講にする!2008〜またも初冬〜>>

11月28日(金)18:00〜19:30
11月29日(土)13:00〜19:30
11月30日(日)13:00〜19:00

開場は各日初回プログラム開始時間の30分前です。

会場:ビクター新橋ビルB1ホール
〒105-0004 東京都港区新橋1-7-1
 JR新橋駅または営団地下鉄新橋駅より徒歩4分
 会場地図:http://www.jvc-victor.co.jp/tvf/30th/inquiry/index.html

参加費:1000円
 プログラムごとの入替はありません。ゆっくりとご覧下さい。
 参加ご希望の方は、出来る限り事前に、当ホームページの予約フォームより、ご氏名、ご参加日、同伴者数を明記の上、お申し込みください。
また28日は参加費無料です。

問い合わせe-mail: svp2desk@gmail.com
HP:http://svp2.com
blog:http://blog.svp2.com/

主催:SVP2(Spread Videoart Project)
協賛:日本ビクター(株)東京ビデオフェスティバル事務局
協力:市民ビデオ研究会・市民ビデオ大学

======================
無礼講にする!2008〜またも初冬〜プログラム

◇◆11月28日(金)◆◇◆

参加費:無料 ドリンク:200円〜会場にて販売

<オープニング・ナイト> 18:00〜18:30
今回は珍しくオープニング・ドリンクパーティーを開催します。参加費は無料ですが、ドリンクは買って下さいね。

<Tokyo One Minutes> 18:30〜19:30
オープニングを飾るのは、学生や若い作者、あるいは若くない作者による1分間映像のコンピレーションです。「東京発」1分間映像は、One Minutesの本家アムステルダムでも上映されています。


◆◇◆11月29日(土)◆◇◆

今回の無礼講セレクションは「私はカメラになりたい!」と題してみました。あまり深い意味はありませんが、「貝」になって深海に逃れるよりも、カメラとなって発信したい、と思っています。中沢、田中のセレクションはその独走態勢に磨きがかかり、独自のビデオアート観に向かって邁進しています。服部のマレーシア・ビデオアートに注ぐ情念は、もはや止めることが出来ません。唯一の良識派・佐藤は、アムステルダムで見てきたThe One Minutesと今年が第一回目のStranger Festivalからの新作ピックアップです。各メンバーによる今回の作品のほとんどは日本初公開です。
また、若い作者による「日本の新作」では、学校を卒業してもなお作り続け、その作品を上映したいと思うならば、積極的に「場」を提供しようと考えています。このことも「無礼講」開始当初から言い続けたことでした。
世界同時金融恐慌のあおりを受けながらも、今年も参加費は据え置きです。皆さん、どうかお察しいただき、用意したドリンクをご注文下さい。

参加費:1000円(1日通し券) ドリンク:200円〜会場にて販売

<TVFプログラム1〜ビデオ表現の30年・TVFアーカイブより> 13:00〜14:30
無礼講」ではこれまでにも、TVF(東京ビデオフェスティバル)の入賞作品からの上映を行ってきました。今回は2プログラムに分け、アーカイブからの歴史的なビデオ作品を上映します。(佐藤博昭)

<日本の新作> 14:40〜16:00
自分の作品を上映したいという気持ちに応え、今年も若い作者の発表の場を作ります。

<物語を辿る> 16:10〜17:20
作品は、他の物語に自らを投影することで始まり、その反映によって現れる新しい物語が作品となり、そこへ私たちもまた、観る立場から自身を重ねていく。
今回紹介するドイツ在住の日本人アーティスト2人の作品の物語を辿りながら、さてこの時代、人と場所とはどう関わっているのか、考えてみたい。(中沢あき)

ENVELOPE : AFFECTIONATELY―つつむ:やさしく/かじむらまさよ/13分53秒
Die andere Seite ―向こう岸/東海林澄子・Yücel Aydemir/30分
濁り雨/東海林澄子/10分

<ガドガド マレーシアのビデオ表現> 17:30〜19:30
マレーシアのビデオアートは1989年にはじまりました。ハスナール・ジェイ・サイドンはその舞台黎明からの立役者で、若手作家の良き指導者でもあります。ガドガドは彼の編成したビデオ・プログラム。マレーシアのビデオアート史20年を[激変哀歌][グローバルな近代化][ローカルな脱近代化][前近代再発見]の4編(9作品)で紹介します。(服部かつゆき)


◇◆11月30日(日)◆◇◆

参加費:1000円(1日通し券) ドリンク:200円〜会場にて販売

<TVFプログラム2〜ビデオ表現の現在> 13:00〜14:30
ここ数年のTVF入賞作品から、ビデオ表現を追究した作品をとりあげます。(佐藤博昭)

<“in and out”> 14:40〜15:40
今回選出した作品は様々なフェスティバルで出会った作家、または作品同士の出会いがきっかけで知ることになった作家によって作られています。結果的に日本人の作家によるプログラムとなりましたが、選出された全員が国際的な映画祭での上映歴があることを鑑みれば「カメラを持った男」の冒頭でジガ・ヴェルトフのいうように真に国際的な言語を創造する事に実験の目的がある、というのも納得できる事でしょう。
映画は常に変容する。そんな移ろい、あるいは浮気心がちらと覗く、そんなプログラム。(田中廣太郎)

denotation 佐藤文郎/4分46秒/カラー/ステレオ/2007
Apnea 近藤寛史/4分/カラー/ステレオ/2008
mirror for eyes 近藤寛史/5分30秒/カラー/ステレオ/2007
Increase 中島雄介/7分/カラー/ステレオ/2008
Garden/ing 園田枝里子/6分3秒/モノクロ/ステレオ/2007
Light - Years 田中廣太郎/12分24秒/カラー/ステレオ/2008


<The One Minutes + Stranger Festival> 15:50〜17:00
オランダ・アムステルダムに本拠地を持つThe One Minutes Jr.が、今回はその主催者ユーロカルチュラル・ファウンデーションの新たな取り組みであるStranger Festivalと共催しました。いま、ヨーロッパの若者に、ビデオ作品を通じて自らの意見を語らせようという試みが拡がっています。フェスティバルリポートと合わせて、若者たちの優れた作品を紹介します。(佐藤博昭)

<「戦うビデオカメラ」とビデオアートの現在> 17:10〜19:00
今年の最後のプログラムは、メンバーによる「今年の作品」についてのトーク&作品上映を行います。「戦うビデオカメラ」は佐藤の著書のタイトルでもありますが、著書でとりあげた作品も一部上映し、「戦う」ビデオを論じます。(佐藤博昭)

各プログラム内容の詳細は今後随時http://svp2.comやhttp://blog.svp2.com/にてお知らせさせていただきます。
2008.11.12 Wednesday

田中プログラムのお知らせ

今月末に行われる無礼講の田中廣太郎セレクションのお知らせです。
去年は1つの映画祭からのセレクションをしましたが、今回は様々な映画祭で出会った作家、
もしくは作品同士のフェスティバルでの出会いがきっかけで知ることになった作家による新作プログラムです。

"denotation" 佐藤文郎/4分46秒/カラー/ステレオ/2007
"Apnea" 近藤寛史/4分/カラー/ステレオ/2008
"mirror for eyes" 近藤寛史/5分30秒/カラー/ステレオ/2007
"Increase" 中島雄介/7分/カラー/ステレオ/2008
"Garden/ing" 園田枝里子/6分3秒/モノクロ/ステレオ/2007
"Light - Years" 田中廣太郎/12分24秒/カラー/ステレオ/2008

作品の詳細、作家のプロフィールはkotarotanaka.netに記載されています。
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